SSブログ

初めての入院とブロック注射 [医療ネタ]

腰椎すべり症から続く

さて、大型連休が終わり、世の中が平常に戻った5月13日。
いよいよ入院の手続きのため病院に。
入院となると様々な検査が必要らしく、採血、心電図、胸部レントゲン、それに大事なPCR検査。
PCR検査の部屋の前は長蛇の列。

みなさんそれぞれの必要があって検査を受けるのだろうがまだまだ新型コロナウイルスとの戦いが続いているのだと実感した。
一通り検査を終えると入院手続の説明だ。
家族構成や連絡先、飲んでる薬の種類、等々まあ様々な事柄を聞かれ「では、16日午前10時半から11時の間に来てください」と入院案内のパンフをもらいやっと解放された。


なんといっても初めての入院だ。
入院の支度が大変だ。
着替え、日常生活で使う歯ブラシとかタオルのような小物等々。
一週間分を用意しなければならないのだ。
そうそう、シェーバーを忘れてはいけない。充電コードも。
登山で使っていたザックを引っ張り出して次々と詰め込む。
これから一人暮らしを始める新社会人になった気分だ。

そして迎えた入院当日。
ナースステーションの前で同行していた妻とはお別れ。
ここから先は面会謝絶のエリアなのだ。
病室は四人部屋。
わたしの席(?)は窓側の明るい場所だった。

夕方になって飲んでいる薬の確認のため薬剤師さんが来た。
薬剤師さんの手元の用紙を覗くとわたしの病名が「脊柱管狭窄症」と書いてあった。

主治医からは腰椎すべり症と聞いていたが。
要するにすべり症が原因で脊柱管狭窄症になったということなのだろう。
脊柱管狭窄症で悩んでいるお年寄りはわたしの周りに数え切れないほどいる。
めでたくわたしもその仲間になったのだ。

消灯時間近くになって主治医の先生が来た。
明日、ブロック注射をしますとのこと。

カラスカ~♪ で夜が明ける。
ブロック注射の予定時間は11:30。
昼食なし。
注射の後は3時間絶対安静なのだそうだ。
看護師さんと1階まで移動。
さて処置する部屋に入ろうとすると前の患者の手術が終わっていない。
終わりまで待てということで部屋に引き返すことになった。

待つこと2時間、やっとわたの番が来たようだ。
レントゲンの機械などがいっぱいぶら下がった部屋に入り、注射の準備。
ガラスのベッドにうつぶせに寝てお尻の脇の腰あたりに注射をブスリ!
「痛いところにビリッときたら教えて」と先生は言うがそれが分からない。
やがてどこか分からないがビリッ!っときた!
イテテッ! 思わず声を上げた。
「ハイ、終わりました。ご苦労様」
ブロック注射はあっけなく終わった。
このあと看護師が押す車椅子に乗って病室に戻った。
「3時間は安静にして動かないでください。お小水はこれで・・・」
と、尿瓶を置いて出ていった。
看護師が部屋を出て行ったあと急激に睡魔が襲ってきた。
そのまま爆睡してしまった。

(次回に続く)


nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。