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腰椎すべり症 [医療ネタ]

ちょうど大型連休に入る直前の4月29日のことだった。
左足のふくらはぎあたりに違和感を感じた。
変だなと思いつつ床についてあくる朝を迎えた。
布団から出て起き上がると左足に激痛が走った。
立っていられない、歩くこともできない。
痛みはふくらはぎから膝にかけてと、ふくらはぎの裏から尻まで、強烈な痛さだ。
さては骨が折れているんじゃないか。
知らぬ間骨折なんてことも聞いたことがある。

整形外科に行きたいが生憎連休だ。
病院が開く2日まで待たなければならない。
何か支えがないとまともに歩けないので登山で使っていたストックを引っ張り出す。
腰を曲げて杖を突いて歩く様は立派なジジイの姿だ。(もともと爺だが)
一気に20も歳をとった姿になった。

2日になった。
病院の整形外科に駆け込む。
症状を訴えると「脊柱と股関節の両方を診るためにレントゲンを撮りましょう」
レントゲン室では色々な角度から写真を撮る。
その後、診察室に呼ばれて中に入る。
先生はレントゲンの画像を診ながら「腰椎すべり症」の疑いがありますね、という。
すべり症なんて初めて聞く言葉だ。
どうやら腰椎すべり症とは積み木のように連なる腰椎が前方へ滑り出してしまい様々な障害を引き起こす病気なのだそうだ。
こんなことが突然起こるのか!
腰椎が滑るようなことをした覚えはない。

文句を言っても仕方がない。
さらに詳しく診るためにMRIを撮って薬をもらって帰ってきた。

一週間後。
MRI画像を診てびっくり!
明らかに骨がズレているのが素人目にもわかる。
これじゃ痛いわけだ。

先生の説明では薬とストレッチやリハビリで回復する状態ではない。
次の段階は「ブロック注射」で経過を見る。
それでも改善されない場合、手術になる。と、恐ろしいお言葉。
現時点での選択肢は「ブロック注射」しかないようだ。
で、ブロック注射のための入院ということに相成った。
ブロック注射を打つために入院が必要なのか疑問に思ったがそういう方針なのだろう。
入院は来週月曜日に決まった。
これまでの長い人生で「入院」は初めての経験だ。
さて、わたしの「腰椎すべり症」これからどうなるのだろう。

次回へ続く

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コメント 2

a-numata

わたくしも腰椎スベリ症による脊椎管狭窄で苦しんでいます。
痛み止めは”めまい”の副作用が出て服用中止です。
症状が軽い日もあり、運動したほうがいいとのことでできる日は歩いています。
午後になると痛みが軽減します。
テッちゃんの「腰椎すべり症」これからどうなるのか、興味津々大ですよ!!
いえいえ、お大事にです、他人ごとではありません!!!


by a-numata (2022-05-20 18:51) 

テッちゃん

a-numataさん、こんにちは。
numataさんは腰椎スベリ症による脊椎管狭窄の先輩だったんですね!
今週月曜日から五日間入院してブロック注射をしました。
しかし、あまり改善されませんね。
手術は嫌だし、さぁこれからどうするか思案中です。
全く予期しなかった病気?なので戸惑っています。
今後の経過をアップしていきますので、何かアドバイスがありましたら教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
by テッちゃん (2022-05-21 15:40) 

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